「圓楽 芸談 しゃれ噺」
7/15〜7/17までの三日間は「大銀座落語祭」。今年でもう三年目になる大イベントだ。銀座の複数の会場で同時多発的に、様々な趣向の落語会が催されるため、すべて観ることは絶対出来ないという賑やかさ。木戸も安い。そんな訳で、来年から五日間になるという噂もあるくらい盛り上がっています。
そんな三日間なので、いつもと違って、落語の随筆を読んでました。
随筆はすぐ読めます。これもあっという間に読了。
「笑点」の元司会で三遊亭のトップ、圓楽師匠のこれまでを振り返る自伝的な読み物です。私は圓楽の師匠・円生が好きで落語を聞き始めたので、円生の周辺を語る文章はいくつか目にしてきましたが、弟子のものは初めて。噺から受ける、皮肉屋・繊細・堅物そして苦労人という印象は、弟子からみるといっそう際立ちます。
知らないことが多いなあ、ホント、というところでした。