「もやしもん3巻」
「もやしもん」TALES OF AGRICULTURE 3巻
作者:石川雅之
出版社:講談社(イブニングKC)
発売:2006年5月
5月の課題図書2冊目は読み中。
そんななか、今日が「もやしもん」発売日でしたので早速宣伝を。
これは、細菌が目で見える特殊能力を持つ青年・沢木の農業大学生活をノンビリ語る作品です。相変わらずデフォルメされた菌がかわいい。そして今回は、凶悪化したボツリヌス菌の描きっぷりが見事です。
「究極超人あーる」や「動物のお医者さん」など、テイストの近い作品はありますが、私はウンチクの処理法に川原泉っぽさを感じてたりします。酒税法の定める合成清酒を「清酒っぽくさ 似せてもいいんだけど 米は重量の5%以上 使っちゃイヤよ」なんて”ざっくり”と説明するあたり、読んでお得な気分になります。まあ、教授の大演説もあるのでそこまで近いというつもりもありませんけど。
これからの成長株。決して読み逃しなきようお願いしたい。
ちなみに私が購入したのはカバーに細菌イラストがちりばめられた特装版でした。そうそう、相変わらずページ底もかわいいですね。